資金管理

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新型コロナウィルス感染症特別貸付利用のススメ

緊急事態宣言は解除されたものの、日に日に感染者数が増えており、この様子では、Go To の再開は当分望めず、再度の緊急事態宣言が出ることを覚悟する必要がありそうです。

1月に緊急事態宣言が出た時は、厳しい冬を乗り切れば明るい春がやってくるのでは、と期待していたのですが、考えたが甘かったようです。
新型コロナウィルスは、手ごわいですね。

昨年は、夏から秋にかけて経済が動きました。
でも、今年はそれを期待しない方が良いだろうと考えています。

その前提で、とにかく今はできる準備を、ということで、クライアントの方々には、当面の資金繰りは大丈夫そうであっても、日本政策金融公庫による「新型コロナウィルス感染症特別貸付」と「特別利子補給制度」の併用を積極利用するよう、お話をしています。
実質無利子で融資を受けることができます

お金は、あって困ることはありません。
何より、今は、先が見えません。

いくら低金利の時代とはいえ、利息がかかるのであれば、無駄な借入はしないに越したことはありません。
ですが、金利がゼロであれば、話は全く別です。

余裕資金があれば、先の見えない時代にあっても、心に余裕が生まれます。
たとえそれが借入金であっても、です。
人間の心理とは、そういうものです。

実質無利子の融資は、自治体でも実施しています。
当事務所が所在する千葉県でも、地方銀行等からの借入が実質無利子となる利子補給策がとられています。
ただ、保証料がかかる場合もあるため、先ずは「新型コロナウィルス感染症特別貸付」と「特別利子補給制度」の併用を検討することを勧めています。

私の心配が杞憂に終わることを祈るばかりです。

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