2021年1月15日に申請が締め切られた持続化給付金。
中小企業庁の開示によると、2021年2月4日現在、持続化給付金返還状況は以下の通りだそうです。
○ 返還件数: 9,410件
○ 返還金額: 100億6千500万円
○ 返還申出件数: 3,771件(返還完了分を除く)
返還金額の平均は1件あたり107万円程の計算になります。
ちなみに、経済産業省の発表によると、2021年2月1日現在、約418万件の事業者に対して、総額で約5.4兆円が支給されたそうです。
類を見ない規模に驚きます。
持続化給付金については、現在は、誤って受給した方に対して積極的な返還を促している様子です。
持続化給付金は、突然に降って湧いたようにできた制度で、様々な混乱があり、中には受給要件を誤解して申請してしまった方もいたのでしょう。
持続化給付金は
◆ 事業を実施している
◆ 昨年の売上と比べて本年の売上が減少している
◆ 売上減少の理由が新型コロナウィルスの影響による
等の受給要件を満たした方のみが対象。
誤っていることに気づいた場合、経済産業省では、まずは持続化給付金事業コールセンターに問い合わせするよう促しています。
<持続化給付金事業コールセンター>
● 直通番号:0120−279−292
● IP電話専用回線:03−6832−6631
● 受付時間:8時30分〜19時00分(土曜祝日を除く日曜日〜金曜日)
持続化給付金事務局から郵送で「変換方法のご案内」通知が届き、そこに指定される口座に振り込む、という流れになるようです。
<参考>
経済産業省HP:持続化給付金の返還について